ニキビって一体何者?

スキンケア
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皆さんこんにちは。

最近、不安定な天気が続いていて肌荒れが治らないって方

いらっしゃいますよね。

ニキビができても治らない

どうしよう…跡になっちゃった。

今回はニキビの基礎知識をお伝えしていこうと思います。

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日頃から私たちがニキビって呼んでいるこの症状、

じつは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気です。

顔や胸、背中などによくできる赤いプツプツ、

ニキビは、毛包(毛の根元にある袋状の部分)や

皮脂腺が炎症を起こしている状態です。

ニキビのできる原因は主に以下3点などが挙げられます。

過剰な皮脂の分泌

毛穴の出口が角化してつまる

ニキビ菌の繁殖

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ニキビの成長

ニキビはこうして悪化します。

ニキビ菌は正常な皮膚の毛穴にも住んでいます。

皮脂腺で作られた皮脂は毛穴から皮膚の表面に出て行きます。

毛穴の出口近くで角化異常が起こった場合、

毛穴が塞がれ皮脂は外に出られなくなります。(面皰:めんぽう)

皮脂がたまると、皮脂が大好物のニキビ菌が増えます。

ニキビ菌がいろいろな炎症を起こす物質を産生し、赤い炎症が起こります。

(丘疹:きゅうしん)

炎症がさらに進むと、広がった毛穴の壁が破れて炎症は周囲にまで広がり、ウミを持つようになります。(膿疱:のうほう)

ニキビをつぶしたり、髪の毛がふれたりすると、

刺激でニキビはますます悪化します。 ニキビを悪化させると、

なおったあとにニキビあとが残ってしまいます。(瘢痕:はんこん)

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ニキビのピークって?

ニキビの好発年齢は思春期以後で成人では次第に減少していきます。

女性ではしばしば中年すぎまで見られます。

あまり知られていませんが、

ニキビが他の病気と大きく関係している場合もあります。

成人女性であごの辺りにニキビがあったら、ホルモンバランスの異常も

考えられます。あわせて婦人科も受診されることをおすすめします。

また、ニキビと思っていても、他の毛穴の病気だったというケースも。

たかがニキビ、されどニキビ。自己判断しないで、

ぜひ皮膚科に相談しましょう。

ニキビの発生には男女差はあまりないと言われていますが、

医療機関を訪れる患者さんでは女性が2倍近い数になります。

ニキビができるところ

ニキビの病態:脂腺性毛包(しせんせいもうほう)

大きな皮脂腺をもつ毛孔で、顔、胸、背中、に分布。

皮脂腺から皮脂が分泌され、皮膚のうるおいを保ちます。

ニキビ(尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう))は、

この脂腺性毛包に起きる病気です。

面皰(めんぽう)(ニキビの初期段階)白ニキビ・黒ニキビ

毛孔がつまって皮脂がたまり、毛孔がふくらんだ状態。

細菌(ニキビ菌)が増えやすい状態です。

丘疹(きゅうしん)(進んだ段階)赤ニキビ

赤く炎症を起こし、丘のように盛り上がっている状態。

膿疱(のうほう)(さらに進んだ段階)黄ニキビ

毛孔が破壊され、左写真の「丘疹」がひどくなった状態。

ニキビ菌が増え、うみ(膿)がたまり、炎症がひどくなります。

ニキビ跡

ニキビの炎症がひどくなったり、むりやり自分でつぶしたりすると、

毛穴のまわりの組織も壊されてしまい、

元に戻らずにニキビ痕(あと)として残ることがあります。

クレーターのように凹んだもの、皮膚の表面が盛り上がった凸状のもの

など、できた部位や状態の違いでニキビ痕もいろいろ。

けれども、どのニキビ痕にもいえることは、肌を元に戻すのは

至難のワザということです。ニキビ痕の治療は特別な治療となるため、

時間もお金もかかってしまいますし、

100%満足できる結果は期待できません。

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今回はニキビについてご紹介しました。

ニキビの痕を残さないために、早期に炎症を抑えることが大切です。

ニキビが気になったらなるべく早く医師に相談しましょう。

日々のスキンケアも忘れずにしていきましょう♡

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